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ディアヒストリー24

平和な暮らしを送っていたある日の事。リフルシャッフル侯国宛に一通の手紙が届けられた。侍女よりその手紙を受け取った領主が書斎で眉間に皴を寄せる。馴染みのない紙や印。装丁は変わらぬ普通の手紙だが、鼻孔をさすインクの香りが開封せずとも感じられた...
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ディアヒストリー20

リフルシャッフル侯領の東側はバロック調の建物が並び、煌びやかな雰囲気で満たされているのに対し、西側は深い樹木が鬱蒼と生い茂り、暗く不気味な冷気で満たされている。立ち入った者は行方不明になることが多く、無事帰還できた者も、見たことの無い魔獣...
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サブストーリー1

【祓魔師と魔女の前日譚】 つまんなあい、と間伸びした声が工房に響く。いったい何度目になるやら。机に顎を乗せて完全にふてくされた少女が羽根ペンで羊皮紙に落書きをしながら、制作意欲が湧く珍しい怪物はいないのかと嘆く。刺さるような視線を背...
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ディアヒストリー19

その後。エリーナさんはすっかり元気を取り戻し、いきいきと侍女の任に励みました。驚くべき事に、自分から先輩侍女たちに頭を下げ、本来の侍女の任ではない炊事や洗濯、お掃除まで教わっているようです。舞踏会の一件から2か月程が経ったある日のこと。未...
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ディアヒストリー18

元女家庭教師が帰った後、私はシャッフル王女の許可を得て自室に戻った。しばらくして、どちらかの侍女が夕食の時間だと呼びに来たのだが、私はいらないと言って断った。なんとなく綺麗になった部屋。なんとなく清潔になったベットの上で、私は膝を抱え顔を...
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ディアヒストリー16

シャッフル王女 おはようございます。 15分遅刻。よろしくありません エリーナ も、申し訳ございません…… 時刻は早朝6時15分。早朝6時に私の部屋へいらっしゃいという命を受けていたエリーナさんが、お約束の時間より1...
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ディアヒストリー15

城から街へと近づくにつれて、次第に人の往来が目立つようになって参りました。2人肩を並べて歩いているのですが、堂々と歩く私に対して、エリーナさんはキョロキョロと辺りを見回しては視線を落とすの繰り返しでございました。商店がちらほらと見え始めて...
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ディアヒストリー14

シャッフル王女 遅い……いくらなんでも遅すぎます 時刻は既に6時30分。日の出の時刻もとうに過ぎ去り、柔らかな日の光と鳥の囀りが美しい朝を象徴します。本日、早朝6時に私の部屋へ来るようにとお伝えした筈ですのに、エリーナさんが扉を叩...
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ディアヒストリー13

翌朝。お父様に呼び出された私は、急ぎ書斎へと向かいました恐らく要件は、昨日のアダム伯爵への非礼の件。私が真剣な面持ちで書斎の中へと歩みを進めると、手早く上着を羽織り外出の用意を整えている領主の姿が目に飛び込みます。 シャッフル王女 ...
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ディアヒストリー12

暖かな陽気が人々の心を躍らせる今日。我がシャフル城にてバロックダンス舞踏会が開かれました。城の最奥にある舞踏会場は、美しいステンドグラスに囲まれたお城で一番大きな一室。ガラス製のシャンデリアが中央に一つ君臨し、窓から差し込む多くの光を室内...
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