エリーナ・ウォールナ

罪人を厳しく取り締まる異端審問官

リフルシャッフル侯国にて罪人や異端の取り締まりを行う異端審問官。
どんな些細な罪も見逃さず、その厳しすぎる性格故領民たちから凄まじい反感を買っている。

かつて命を救ってもらったリフルシャッフル侯国の領主ディオールに忠誠を誓ってはいるが、人との親密な接触を避ける癖があり、領主の娘であるシャッフル王女に対しても特に敬意を払うことはなく一定の距離を置こうとする。

Elena Walnut

身長 162㎝ 28歳。
性格は真面目で疑り深く、頑固で融通がきかない。石橋を叩いて割ってしまうタイプ。
また、他人に厳しく支配欲が強い。

侯領よりはるか離れた地、海と山に囲まれた自然豊かな集落に生を受ける。
両親、村の人々より「貴女は特別な存在である」「この村の為にその身を捧げよ」と大切に育てられ、将来有望として帝都のギルドへ所属。そこが、闇のギルドであったと知らずに…
自分の存在意義を信じ身を削り、意志を押し殺し世界に尽くした結果、デュラハンの姿を見るようになった。首なしの馬が引く馬車へと手を引かれていた途中に、シャッフル侯領領主と出会い「お前の自我は一体どこにあるのだ?」との問いに、転機を迎える。
自らの歩んだ道を振り返り、村のしきたりとギルドの陰謀、この二度の洗脳を受けていたことに絶望した経験をもとに、シャッフル侯領に身柄を移し、命の恩人である領主の下異端審問官に就く。

エリーナ外伝

本編には出てきませんが、現在未公開のエリーナサブストーリーにて入手したアイテムやストーリーの紹介です。

魔楽器ヴァイオリン「テンペスト」

任務先の地にて出会った「魔楽士エルデ卿」より継いだフレットバイオリン。
魔法具の一つで、その持ち主の演奏によって効果が変わる。
エリーナが弾くと、小型の動物や幻獣を呼び寄せられる。
寄って来るだけで操ることはできないが、稀に言う事を聞いてくれる個体もいる。
効果発動の際は、ヴァイオリンの内部が赤く発光し鼓動する。

アーカルドの弓

非番の折、とある酒場で出会った男から継いだ弓。
その男の名は「リッツ・アーカルド」
かつて天狼騎士団に所属していたという。
数多の猛者たちを落としてきたというこの弓は、使い込まれているがかなり良質。
弓の扱い方や心構え、歴史を教授頂き、この弓の所有者に相応しい使い手になれるよう目下訓練中。

リヒャルト卿より授かりし牡馬

リフルシャッフル侯領より北緯にある同盟国、カミネコスキー領。
かつてそこで、馬に跨り颯爽と戦場を駆け抜けた鎧の騎士の姿を見た。
その騎士の名は「リュストゥング・リヒャルト」。
そしてその愛馬「フローラ」。

美しく手入れされた牝馬への向けた羨望の眼差しを、リヒャルト卿は知っていたようだ。

数か月後、領主カミーユ殿より、友好の証として一頭の牡馬が贈られた。
以後大切に世話するようシャッフル王女より拝命されエリーナの愛馬となる。

後にこの牡馬は、リヒャルト卿が育てあげ大切にしていた馬であると知り空を見上げる。

季節外れの雪が舞う春の日のことだった。



領主との出会い

これより下
若干のネタバレを含みます為、ディアヒストリー読破後の閲覧を推奨します。










まだ闇のギルドに所属していた頃、数回ギルドを抜け出し魔術師たちのサバトに参加していた。
そこで魔術を学び、多くの賢者と言葉を交わし、次第に世界に対し疑念を持つようになっていった。
実はこの時、正体を隠しサバトに参加していたディオールとも言葉を交わし、自らに悪魔ルシファーが憑いていると教えられる。侯領へ身柄を移した後も、密かにサバトへ足を運び、魔女や魔術師達と情報交換。
魔女や魔術師を「悪」とし個の思想を刈ろうとする「異端」の存在を確認し、裏では情報収集を、表では異端審問官として人間の心の奥を探る。

領主の命にて訪れた地にて「魔楽士エルデ卿」と出会い、「魔のバイオリン工房」へと案内される。
魔力の宿るバイオリンと共鳴したことをきっかけに秘密裏に弟子入りし、二年間の修行の後「魔のバイオリン テンペスト」を使い魔として従えることに成功。以後武器として肌身離さず持ち歩くようになった。

自分が魔術師であることを隠し日々を過ごすが、ディオールには夜抜け出してサバトに行っている事も、魔術師の修行をしている事も、魔楽士の下で修業していたこともお見通しであり、異端に極端に反応するエリーナの行動を黙認している。

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